チェック項目の内容は、社団法人全国食肉学校発行「『牛のせき柱分別管理』に関する手引き」、 および「牛せき柱適正管理研修テキスト」の別添１-食肉事業者における体制整備チェックリストに準じています。

　以下の「チェックリストの内容」、「チェックリストと管理ファイルの関連性」をご確認ください。

牛せき柱適正管理等推進事業では牛のせき柱の適正処理を確認するため、以下の項目についてチェックします。
↓ 以下の1〜3の項目は食肉事業者が牛せき柱を除去する際に確認します。

1. 作業マニュアルに基づき特定の区分された場所で脱骨しているか。
   
2. 畜産残さは専用の保管容器で保存し、牛せき柱が混入しないよう保管されているか。
   
3. 牛せき柱は、牛せき柱が入っている旨明示された専用容器で保管されているか。
   

↓ 以下の4〜6の項目は食肉事業者が牛せき柱を出荷する際に確認します。

4. 確認責任者は牛せき柱が混入していないことを確認し、原料供給管理票を発行して添付しているか。
   
5. 畜産残さの容器と、牛せき柱と明示された牛せき柱の容器を区別していることを確認したか。
   
6. 産業廃棄物管理票（マニフェスト）を交付したか。
   • マニフェストは適確に記載されているか確認し、交付します。
   • 交付日は牛せき柱を処分した日になります。戻ってきたマニフェストD票は処分日が記載されているか確認します。
   • 電子マニフェストの場合には化製業者が適確に処分日を入力しているかを確認します。

↓ 以下の7〜8の項目は食肉事業者の記帳整理に関連する確認事項です。

7. 枝肉確認票（分割票整理台帳を含む）に牛せき柱を処分した日、マニフェスト交付番号等を記載したか。
   
8. 牛せき柱管理ファイルに牛せき柱を処分した日及びマニフェスト交付番号等を記載したか。

↓ 以下の9〜10の項目は食肉事業者が自ら処理場まで運搬する場合に確認します。

9. 輸送時に畜産残さの容器と牛せき柱と明示された牛せき柱の容器を区別し、共有していない。
   
10. 輸送車は原料供給管理票を携行している。

※ 作業日ごとに各項目を確認し、最後に確認責任者のサインまたは印を入れます。
※ 申請には正本を提出します。

チェックリストでは、管理ファイルの牛せき柱を除去した日、牛せき柱を処分した日の該当項目にチェックがされていなければなりません。
↓ 以下の1〜2の項目について関連性を確認します。

1. 管理ファイルの牛せき柱を除去した日について、チェックリストの区分1.〜3.にチェックがあるか。
   
2. 管理ファイルの牛せき柱を処分した日について、チェックリストの区分4.〜6.にチェックがあるか。