社団法人日本畜産副産物協会
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原皮の処理と生産量
革のできるまで1
革のできるまで2
革のできるまで3
原皮の用途
原皮とは
革のできるまで3
【製造工程例】(各水洗工程は省略しました)
17.
 革に適当な水分を与え、もみほぐし易くする。
18.     
 ステーキングマシンにより革をもみほぐし、柔軟性や弾力性を与える。
スローカム、ステーキングマシン、ベーカー・ステーキングマシン、バイブレーション・ステーキングマシンなど。
19.     
 張板に釘張りするか、網板上にトグル張りし、平らな状態に乾燥させ味(水分)を除去する。ガラス張りの場合は不要。
ネット張り乾燥機など。
20.     
 製品に仕上げるのに不必要な革の縁廻り、その他を縁だちする。
21.
 スエードなどにする場合、バッフィングマシンを用いてサンドペーパー掛けを行う。銀むきされた革はブラッシングマシンにより 除塵される。
22.
 外観の美しさを色と艶で強調するとともに、革の耐久性を得るように塗料などで銀面を塗装する。
手塗り機具、手吹きスプレー、自動スプレー装置、カーテンコーターなど。
各種バインダー、各種ラッカー、顔料、染料など。
23.
 機械により表面を艶出し、またはアイロンする。必要により型押しまたはモミ作業を行う。
グレージングマシーン、ロールアイロン、油圧プレス、ボーディングマシンなど。
24.
 計量機にかけて革面積を計量する。単位は国内向けのデシと海外向けのスクェアーフィートの2種類がある。
ピン式計量機、光電式計量機。
 
 甲革、底革、袋物用革、衣料革、エナメル革、工業用革など各種一次製品革。

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